2018年7月10日火曜日

福島原発2号機 最上階で630ミリシーベルト

 遠隔操作のロボットで行った福島第1原発2号機 原子炉建屋最上階の調査において、排水口付近床面で最大毎時630ミリシーベルトを計測しました。
 きわめて高いレベルです。
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最上階で630ミリシーベルト 福島第1原発2号機 東京電力が調査
産経新聞 2018.7.9 
東京電力は9日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールからの燃料搬出に向けた原子炉建屋最上階の調査で、初めて床面の放射線量を測った結果、排水口付近でガンマ線とベータ線の合算値で最大毎時630ミリシーベルトだったと発表した。
 
 床面に広がった放射性物質が水に流されて排水口付近に集まり、部分的に放射線量が高くなった可能性がある。床面17カ所、壁3カ所を遠隔操作のロボットで測定し、放射線量にはばらつきがあるが、別の排水口付近でも285ミリシーベルトや175ミリシーベルトと比較的高い値が測定された。
 
 測定したガンマ線は、セシウムなどが発し強い透過力がある。ベータ線はストロンチウムなどが出し、透過力が弱い。放射性物質が付着する床面から高さ1センチで測定したため高い値が出た。今月2日の調査では、床から1・5メートルの高さで空間の放射線量を測定し、原子炉上部のわきが最も高く、毎時59ミリシーベルトだった。