2018年7月3日火曜日

原発廃止求める請願を不採択 埼玉県議会

 昨年末原発再稼働を求める意見書をに可決して物議を醸した埼玉県議会は、2日議会運営委員会で、市民団体から提出されていた再稼働反対や廃止の請願3件の不採択を決めました。
 請願者の女性は「意見書には原発事故の被害者らから抗議の声が寄せられている。事実上の門前払いで、県議会は市民の声を聞くつもりがない」と批判しました。
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原発廃止求める請願を不採択 埼玉県議会
西日本新聞 2018年7月2日
 原発再稼働を求める意見書を昨年末に可決した埼玉県議会は2日の議会運営委員会で、市民団体から提出されていた再稼働反対や廃止の請願3件の不採択を決めた。
 請願を巡っては3月の議運で、「議会の意思は意見書で具体化されている」として、取り下げるよう求める自民党県議の動議が可決され、継続審査となっていた。2日の議運では、請願者から取り下げ願いが提出されなかったとして、不採択が決まった。請願の内容に関する議論はなかった。
 
 請願者の女性は「意見書には原発事故の被害者らから抗議の声が寄せられている。事実上の門前払いで、県議会は市民の声を聞くつもりがない」と批判した。