東北電力女川原発の再稼働の是非を問う住民投票条例の制定に向け、宮城県美里町の実行委員会が発足し、29日、勉強・報告会を開きました。
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女川原発再稼働問い県民投票目指す 美里でも実行委発足
河北新報 2018年7月30日
東北電力女川原発(女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例の制定に向け「県民投票を実現する会」(仙台市)と共に活動する美里町の実行委員会が発足し、町内で29日、勉強・報告会を開いた。
約30人が出席。登米、栗原両市など県内各地で活動する同趣旨の団体と連携し、協力者を募ることを申し合わせた。条例制定に向けた住民直接請求に必要な県全体の署名約4万筆のうち、町内で420筆超を集める方針。
実行委代表に就いた勝又治子さん(70)は「女川原発で事故が起きたら、立地自治体だけに被害があるわけではない。美里町だけではなく全県的な活動として広げたい」と話した。
実現する会の多々良哲代表は「住民自治で再稼働を止めるという『草の根の民主主義』を実現したい」と呼び掛けた。