2018年7月9日月曜日

福島第2原発廃炉でプロジェクトチーム設立へ

 東電の小早川社長は、福島第2原発の廃炉に向けて、課題を整理するプロジェクトチーム(PT)の設立を準備していることを明らかにしました。
 福島第2原発4基で、福島第1と合わせると10基を廃炉することになります。
 日本ではまだ廃炉を完了した経験がないので課題は山ほどありますが、中でも廃炉に掛かる莫大な費用をどうするかは最大の問題になる筈です。
 
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福島第2原発  廃炉へPT設立を準備 東電 /福島
毎日新聞  2018年7月8日
 東京電力ホールディングスの小早川智明社長は6日、福島第2原発の廃炉に向けて、課題を整理するプロジェクトチーム(PT)の設立を準備していることを明らかにした。 
 小早川社長は先月14日、内堀雅雄知事に対し、第2原発廃炉の方針を伝えたが、スケジュールは明らかにしなかった。小早川社長は6日、会津若松市内で取材に応じ、早急に社内の部署を横断したプロジェクトチームを設立することを表明。「人選は少しずつ整っているのでできるだけ早く」と話した。 
 
 小早川社長はこの日、第2原発の廃炉方針を双葉郡の5町村に説明。福島第1原発が立地する大熊町の渡辺利綱町長は「帰還や復興を進めるうえで、(第1原発の)廃炉が着実に前進することが大事」と述べ、第1原発廃炉の行程を守るよう釘を刺した。小早川社長も「作業面では第1原発のリスク低減の方が大事。人的資源の配分などを検討して、段取りを示すには時間がかかる」として、第1原発が優先であることを強調した。【高橋隆輔】