2014年8月6日水曜日

川内村のキノコの9割が基準値超 最高12万5千ベクレル

 
 昨年の調査で、福島県川内村で採取されたキノコ150点の約9割が、基準値超の放射性物質に汚染されていることが分かりました。
 最高はキロ当たり12万4900ベクレル、その他1万ベクレル超などが検出されました
 
  追記) このニュースは6月2日付長崎新聞の下記記事と、内容的に同一のものです。
2014年6月3日 福島キノコ 基準値オーバーが9割 最大12万5千ベクレル
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川内で採取キノコ、9割基準値超 長崎大・放射性物質調査
福島民友ニュース 2014年8月6日
 長崎大が昨年、川内村と共同で行った同村内で採取したキノコに含まれる放射性物質の調査で、調査した約9割のキノコが食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回ったことが5日、分かった。キノコの種類によって放射性物質の量が大きく異なることも分かった。
  同日、村内で開いた住民向け説明会で同大の高村昇教授が示した。同大は村内で採取した約150点のキノコに含まれる放射線量を調査。88%のキノコで放射性セシウムが基準値を上回った。最大はムラサキアブラシメジモドキの1キロ当たり12万4900ベクレルだった。
  同キノコやコウタケ、クリタケといったキノコからは高いもので1キロ当たり1万ベクレルを超える放射性セシウムを検出。一方でシイタケやマイタケなどは放射性セシウムが比較的低かったという。