厚労省の発表(12日)によると、東日本各地の野生動物から相次いで基準値を超える放射性物質が検出されました。
(⇒「食品中の放射性物質の検査結果について(第891報)」)
福島県産のイノシシ肉から最大480ベクレル(セシウム=Cs/kgベース。以下同)、ツキノワグマ肉から最大330ベクレル、コモンカスベから110ベクレルを検出しています。また、福島県以外では栃木県のイノシシ肉から340ベクレル、群馬県のニホンジカ肉から380ベクレルなどが検出されました。
16日付 「真実を探すブログ」より転載します。
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東日本の野生動物から相次いで基準値超の放射性物質を検出!
栃木県産イノシシ340ベクレル、福島県産イノシシ480ベクレル!
真実を探すブログ 2014年8月16日
東日本各地の野生動物から相次いで基準値を超える放射性物質を検出しました。厚生労働省が2014年8月12日に発表した「食品中の放射性物質の検査結果について(第891報)」によると、福島県産のイノシシ肉から480ベクレルの放射性物質を検出し、他にも同県のツキノワグマ肉から最大330ベクレル、コモンカスベから110ベクレルの基準値を超える放射性物質を検出しています。また、福島県以外では栃木県のイノシシ肉から340ベクレルを検出したり、群馬県のニホンジカ肉から380ベクレルを検出しました。
福島県、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県などでは、福島原発事故後に相次いで基準値を超える濃度の放射性物質を野生動物から検出しています。これは今も変化しておらず、事故から3年以上が経過しても放射性物質の量が依然として危険な状態になっていると言えるでしょう。
やはり、当たり前のように基準値を超える放射性物質を検出している場所では、住民たちを全員避難させるべきです。避難に反対している住民は任意で残れるようにして、政府がちゃんと誘導するべきだと私は思います。まあ、未だに放射性物質の影響を気にしていない方は色々な意味でダメでしょうが・・・。
☆食品中の放射性物質の検査結果について(第891報)
1 自治体から入手した放射性物質の検査結果
(中 略)
※ 基準値超過(9件)
No.1718, 1724 :栃木県産イノシシ肉 (Cs:210, 260 Bq/kg)
No.1720, 1721 :群馬県産ツキノワグマ肉 (Cs:150, 170 Bq/kg)
No.1725, 1726 :群馬県産ニホンジカ肉 (Cs:380, 110 Bq/kg)
No.3685 :宮城県産イワナ (Cs:160Bq/kg)
No.3801 :栃木県産イノシシ肉 (Cs:340Bq/kg)
No.3809 :栃木県産シカ肉 (Cs:320Bq/kg)
2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
※ 基準値超過(13件)
No.213 :福島県産コモンカスベ (Cs:110 Bq/kg)
No.566, 569, 570, 571, 573, 579, 580, 587
:福島県産イノシシ肉 (Cs:110~480 Bq/kg)
No.576, 577, 589, 591
:福島県産ツキノワグマ肉 (Cs:140~330 Bq/kg)