2018年6月19日火曜日

甲状腺がん新たに2人 がん確定者は162人に

 18日に開かれた福島県「県民健康調査」検討委員会で、3月末までに新たに2人が甲状腺がんと診断されがん確定は計162人となったことが報告されました。
 検討委は終始一貫して「被ばくの影響は考えにくい」としていますが、不可解なことです
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福島第1原発事故 福島・甲状腺がん新たに2人
毎日新聞 2018年6月19日
 東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」検討委員会が18日開かれ、県は事故時18歳以下の子どもの甲状腺検査で、3月末までに新たに2人が甲状腺がんと診断されたと発表した。がん確定は計162人となった。検討委は「被ばくの影響は考えにくい」と説明している。 
 
 甲状腺検査は原発事故時、県内に住んでいた子どもを対象に2011年から1巡目を開始。2巡目から事故後1年間に生まれた子どもを加えた約38万人を対象にし、今年5月に4巡目が始まった。 
 検査を巡っては、心身に負担をかけているとして、検査規模の縮小を求める声が上がる中、委員からは「検査に対する保護者や子どものニーズをしっかり把握すべきだ」などの意見があった。.