脱原発を目指す首長会議のメンバーで脱原発を目指して活躍していた馬場有・浪江町長は、体調不良のため任期途中で辞任する意思を固めたということです。
馬場氏は昨年12月、病気治療のため福島市の病院に入院し、その後入退院を繰り返しながら町政に当たっていました。
福島民友新聞社の取材に対し「公務や会議欠席など迷惑を掛けており、重要時期に公務ができずじくじたる思いだ。やり残しがあり悔いは残るが後進に託したい」と語りました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~
馬場有浪江町長が体調不良で辞意 「悔いは残るが後進に託す」
福島民友 2018年06月05日
入院中の馬場有浪江町長(69-3期)が体調不良を理由に任期途中で辞任する意思を固めた。任期約1年半を残すが、既に自身の後援会に意向を伝えており、近く紺野栄重町議会議長に辞職願を提出する見通し。議長が町選管に辞職を通知してから50日以内に町長選が行われる。
馬場氏は昨年12月、病気治療のため福島市の病院に入院。入退院を繰り返しながら町政に当たっていた。福島民友新聞社の取材に対し馬場氏は「公務や会議欠席など迷惑を掛けており、重要時期に公務ができずじくじたる思いだ。やり残しがあり悔いは残るが後進に託したい」と語った。
次期町長選を巡っては、町議らを軸に複数の名前が挙がっている。
馬場氏は浪江町出身。原町高、東北学院大経済学部卒。町議4期、県議1期を経て2007(平成19)年12月の町長選で初当選。双葉地方町村会長も務めた。