新潟県知事選挙で当選した花角氏は、11日夜のNHK番組に出演し、柏崎刈羽原発の再稼働の是非について、「私自身は自分の言葉は軽いものではないと考えている。きのう言ったことをあす変えることはさらさらない」と述べ、原発事故などの検証作業の最終報告をもとに結論を出す考えを強調し、再稼働するときは県民の意思を確認したいと述べました。
しかし、動画を見てもいかにも歯切れが悪く、なかなか真意が読み取りにくいものでした。
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再稼働確認 知事選通じ意思確認
NHK NEWS WEB 2018年6月12日
新潟県の新しい知事に決まった花角英世氏は、柏崎刈羽原発の再稼働問題についてのみずからの判断を県民に問うとしていますが、辞職して再び、選挙に立候補することも含め、県知事選挙を通じて県民の意思を確認したいという考えを示しました。
10日の新潟県知事選挙で当選した花角氏は、11日夜放送されたNHKの番組「新潟ニュース610」に出演しました。
この中で、花角氏は柏崎刈羽原発の再稼働の是非について、「私自身は自分の言葉は軽いものではないと考えている。きのう言ったことをあす変えることはさらさらない」と述べ、県が進めている原発事故などの検証作業の最終報告をもとに、結論を出す考えを強調しました。
そして、再稼働問題についてのみずからの判断を県民に問うとしたことに関連し、「県民投票は民主主義の1つのやり方だと思うが、一種の人気投票のような世界になりかねない」と述べ、住民投票の実施には慎重な姿勢を示しました。
そのうえで、「次の知事選の手前で結論を得られたなら、辞職をしてでも信任を頂けるか確認するやり方もあるし任期満了であればもう1度、任せてもらえるかというやり方もある」と述べ、辞職して再び、選挙に立候補することも含め県知事選挙を通じて県民の意思を確認したいという考えを示しました。