北陸電力の株主でつくる「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」は、27日に開かれる株主総会で原子力発電事業からの全面撤退▽エネルギーシフト推進本部の設置▽廃炉本部の設置▽再処理からの撤退などの6つの議案を提出する予定です。
12日、同会の株主提案議案について、県の賛同を求める要望書を石井隆一知事に提出しました。
同会は2014年から脱原発を求める議案を株主総会で提案し続けています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北陸電力
脱原発株主の会、県に賛同求める 志賀の廃炉議案 /富山
毎日新聞 2018年6月13日
北陸電力の株主でつくる「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」(中垣たか子代表)は12日、27日に開かれる株主総会で、志賀原発(石川県志賀町)の廃炉を求める同会の株主提案議案について、県の賛同を求める要望書を石井隆一知事に提出した。
同会によると4月に、北陸電力本店(富山市)に議案を提出。筆頭株主である県に対して「県民をはじめ北陸の市民の安全を守ってほしい」と要望した。同会は、会員や全国の賛同者98人(10万1900株)の協力を得て6議案を提案。原子力発電事業からの全面撤退▽エネルギーシフト推進本部の設置▽廃炉本部の設置▽再処理からの撤退--などを目指す。
同会は2014年から脱原発を求める議案を提出して株主総会で提案しているが、いずれも否決されている。
林秀樹事務局長は「活断層の上に建つ志賀原発を動かすことは考えられない。一刻も早く廃炉の準備をすべきだ」と話している。【鶴見泰寿】