2016年5月8日日曜日

08- サミット中、福島第一の廃炉作業休止 テロ警戒

読売新聞 2016年05月07日
 東京電力は、今月26~27日に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の期間中、福島第一原子力発電所の廃炉作業を休止する方針を決めた。
 
 テロ警戒のため、敷地内に立ち入る人員を絞るのが狙いとみられ、作業は核燃料への注水作業など最小限にとどめる。
 同原発では、平日は約6000人が、汚染水をためるタンクの設置や、原子炉建屋を覆うカバーの解体などにあたっている。サミット期間中は、こうした作業の大部分をとりやめ、日曜・祝日と同様の約1000人体制に縮小するという。