産経新聞 2016年5月11日
四国電力は11日、7月下旬に計画する伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働を控え、原発の20キロ圏にある県内約2万8千戸に対し、安全対策の状況を説明するため戸別訪問を始める。
約1カ月かけて実施予定で、対象は伊方町や八幡浜市、西予市など。伊方1号機を廃炉にした経緯なども説明するほか、住民が不安や疑問に感じていることを聞き取り、結果を愛媛県と伊方町に報告する。
3号機は、昨年7月に原子力規制委員会の審査に合格。今年4月から、再稼働に向けた最終的な手続きの使用前検査を受けている。