2016年5月26日木曜日

「核のごみは浜岡敷地内で処理すべき」 最終処分で川勝・静岡知事

 浜岡原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分について、静岡県の川勝平太知事は24日、「中部電力が出した核のごみは高レベル放射性廃棄物に至るまで、浜岡原発の敷地内で処理するべきだ」と記者会見で述べました。
 
 六ヶ所村での核燃料再処理は「実現可能性がかなり低くなった」としたうえで、そういうところに預けて放射能を飛散させるよりも、自分の敷地内での処理を考えるべきだとするもので、現状の主旨不明の再処理システムに依存することよりも、はるかに説得力がありまた実現可能性も高い主張です。
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「核のごみは浜岡敷地内で処理すべき」 最終処分で川勝・静岡知事
東京新聞 2016年5月25日
 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分について、静岡県の川勝平太知事は二十四日、「中部電力が出した核のごみは高レベル放射性廃棄物に至るまで、浜岡原発の敷地内で処理するべきだ」と記者会見で述べた。
 
 川勝知事は、青森県六ケ所村で計画されていた核燃料の再処理について「実現可能性がかなり低くなった」との見方を示した。放射性廃棄物を原発の敷地外に持ち出せば「放射能が飛散する可能性がある」として「出したごみを自分で処理するのは当たり前。中電は安全に処分する方法を考える必要がある」とした。
 
 国から最終処分場の「科学的有望地」として静岡県が選定された場合に受け入れるかどうかは明言せず、「国が最終処分場をここへ決めると言って、すぐに決まるものか。住民の意思を無視しては決められない」と話した。核のごみは、使用済み核燃料の再処理後に残る放射能レベルの高い液体。国は核のごみをガラスで固め、地下三百メートル超の地中に埋める「地層処分」にするとしており、今年中に地理的適性の高い「科学的有望地」を示すとしている。