2018年9月18日火曜日

柏崎刈羽原発の再稼働は許さない 1000人が集会とデモ +

 16日、柏崎市文化会館アルフォーレで開かれた「なくそテ原発2018柏崎大集会」を新潟日報が報じました。
 
 +しんぶん赤旗の記事も紹介します
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「原発再稼働許さず」廃炉目指しデモ 柏崎で集会
新潟日報 2018年9月17日
 県内外の反原発団体による「なくそテ原発2018柏崎大集会」が16日、柏崎市文化会館アルフォーレで開かれた。約千人が参加し、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を許さず廃炉実現に向けて運動を進める、とする集会宣言を採択した。
 
 県内外の18団体で構成する実行委員会(植木史将実行委員長)の主催。原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の吉原毅会長が「原発ゼロで日本経済は再生する」と題して講演した。
 
 中国や欧州など海外では、原発から風力や太陽光などを使った自然エネルギーによる発電に軸足を移していると説明。「日本政府と財界は方向転換ができていない。リーダー不在だ」と述べ、原発の再稼働を進める日本の現状を批判した。
 
 本県での脱原発の進め方については、農地の上で太陽光発電を行う「ソーラーシェアリング」を推進し、柏崎刈羽原発と首都圏をつなぐ送電線を活用して、電気を売る事業に取り組むことを提案した。
 
 集会後、参加者は「柏崎刈羽原発の再稼働反対」を訴え、市内をデモ行進した。
 
 
なくそテ原発!大集会 新潟 柏崎刈羽廃炉へ18団体1000人
しんぶん赤旗 2018年9月18日
 新潟県柏崎市で16日、東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働反対と廃炉を訴える、新潟県16団体、長野県2団体が「なくそテ原発2018柏崎大集会」を開き千人が参加しました。
 主催者の植木史将実行委員長は、花角知事が2年で検証を終わりにして信を問い、再稼働に進む可能性を指摘。「私たちが今、声をあげることが重要です」と訴えました。
 
 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)の吉原毅会長が「原発ゼロで日本経済は再生する」と題して講演。新潟県では、田んぼに降り注ぐ光の3分の1で発電し残りの光でイネを育てるソーラーシェアリングを導入すれば、毎年1兆円の経済効果が見込めるとし、脱原発と経済発展は両立しうることを力説しました。
 
 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさん、原発をなくす全国連絡会の木下興さんがあいさつ。渡部チイ子さんが福島からの報告を行い、巻原発反対で中心を担ったフォーク歌手のたっつぁんが歌声を響かせました。
 集会の最後に、参加者が一斉に「なくそテ原発!」のプラカードを掲げ、会場に大きな声が響き渡りました。
 デモ行進で参加者は、「再稼働ダメだこテ!」「放射能から子どもたちを守ろう!」などのプラカードを掲げて元気に行進しました。デモに参加した30代の男性は「原発に賛成する人にも、今日の話を伝えていきたい」と話していました。

写真
「なくそテ原発!」のプラカードを一斉に掲げる参加者=16日、新潟県柏崎市