2018年9月13日木曜日

13- 泊原発「安全上の問題なかった」 規制委員長

 原子力規制委の更田豊志委員長は12日の記者会見で、北電の泊原発が外部電源を一時失ったことについて「安全上の問題はなかった」との認識を示しました。原発周辺のモニタリングポストが一部停止したことについては、対策として衛星通信でデータを送る可搬型装置の拡充を検討する考えを示しました。
 因みに泊原発周りでの震度は2でした。
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泊原発「安全上の問題なかった」 規制委員長
日経新聞 2018年9月12日
 原子力規制委員会の更田豊志委員長は12日の記者会見で、北海道で震度7を観測した地震による停電で北海道電力の泊原子力発電所が外部電源を一時失ったことについて「安全上の問題はなかった」との認識を示した。原発の新規制基準は外部電源の喪失を前提とした対策を求めており、「まさに想定していたことが起きた」と述べた。
 泊原発3号機は新規制基準に基づいた審査中で、まだ序盤の段階だ。更田委員長は「今回の地震で審査が影響を受けることはない。急ぐこともない」と強調した。
 
 一方、停電と通信障害で原発周辺の放射線監視装置(モニタリングポスト)が一部停止したことについては、対策として衛星通信でデータを送る可搬型装置の拡充を検討する考えを示した。