福島県双葉町耕作放棄中の水田に繁茂するセイタカアワダチソウの各部位の放射性Cs(セシウム)の放射能を計ったところ、Cs134は4,300~11,500Bq/kg乾物、Cs137は32,800~93,100/kg乾物と驚くべき数値を示しました。
因みに半減期は、Cs134が2・065年、Cs137が30・1年です。
原記事には写真がついていますので、ご覧になりたい方は下記から原文にアクセスしてください。
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6年半後のセイタカアワダチソウの高放射能内部被ばくにびっくり
WINEPブログ 2017-12-23
以下に示すのは、現在双葉町の、住民が避難して耕作放棄している水田に繁茂するセイタカアワダチソウの群落から、ためしに頭のほうから40センチばかりを切り取ったものである(図1)。
実験室に持ち帰って、ガイガーカウンターで表面を軽くサーベイしても、毎分443カウントという異常に高い値であった。
水田土壌の表面の土をえぐり取る除染をしないと、原発事故6年半たっても強度に内部汚染が続いているということである(図2、図3、表1)。
この放射線像には一切外部被ばくが認められないので、全身の放射能はすべて根から吸収されて移行して来たものである。
葉ばかりでなく花器も激しく内部被ばく汚染していることがわかる。
表1.セイタカアワダチソウの放射能 (Bq/乾物重kg)
組織の部位
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Cs-134
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Cs-137
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葉
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11,500
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93,100
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花枝
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4,820
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39,200
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花
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10,700
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86,600
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主茎
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4,030
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32,800
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