青森でも「雪の中で金曜抗議」〜12.・1反原発金曜行動レポート
レイバーネット 2017年12月3日
12月1日、今年もあと1カ月と迫った金曜日、原発反対の抗議行動が国会周辺で行われた。官邸前では、いつも見かける参加者はこの夜も自分の定位置に立ち、声を上げていた。寒さのなかかれらの姿をみて、その声をきくと、自然に体が奮い立ってくる。
希望のエリアでは、共産党の山添拓参院議員が、野党の質問時間を奪って安倍首相をヨイショしている与党議員を批判していた。
国会前では主催の女性司会者が、資金が乏しくなって6月にお願いしたカンパが1000万円余に達したと報告した。その一方で、参加者が少なくなっている。火を絶やさないように、もっときてほしいと訴えた。
青森からきた青年は、青森でも雪の中で金曜抗議をやっている。青森県はいま風力発電が盛んで、この地から自然再生エネルギーの開発を広めていくと、その意気込みを語った。
経産省前では、「火炎瓶テツ」さんらのグループが原発反対の声を上げていた。その横の屋台で、いつものように女性が温かいジュースをくばっていた。
安倍首相は容赦なく古びた原発の再稼働を推しすすめている。忘れるな! 福島は終わっていない。日本が壊されるのを黙ってみていてはいけない。〔木下昌明〕