11月に結審した関西電力大飯原発3・4号機運転差し止め訴訟の原告の住民側は18日、広島高裁が火山の影響を理由に四国電力伊方原発3号機の運転差し止め決定を出したことを受け、「重要な決定を検討せずに判決に至ることがあってはならない」として、名古屋高裁金沢支部に弁論再開をに申し立てました。
早くも広島高裁の伊方原発3号機の運転差し止め決定を武器にしました。
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大飯原発訴訟、弁論再開申し立て
ロイター通信 2017年12月18日
11月に結審した関西電力大飯原発3、4号機(福井県)運転差し止め訴訟の原告の住民側は18日、弁論再開を名古屋高裁金沢支部に申し立てた。広島高裁が火山の影響を理由に四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転差し止め決定を出したことを受け、「重要な決定を検討せずに判決に至ることがあってはならない」としている。
広島高裁は13日、伊方原発から約130キロ離れた熊本県・阿蘇カルデラで大規模噴火が起きた際、原発に火砕流が到達する可能性が小さいとは言えないとして「立地には適さない」と判断した。【共同通信】