2017年12月25日月曜日

25- 原発避難世帯は月10万円の収入減

原発避難世帯、月10万円収入減 新潟県調査の中間報告
上毛新聞 2017年12月23日
 新潟県が東京電力福島第1原発事故による健康や生活への影響を調べる検証委員会の分科会が23日、新潟市で開かれ「毎月平均の世帯収入が10万5千円減少した」などとする、原発事故避難者へのアンケートの中間報告が示された。

 アンケートは10月に実施。原発事故により、福島県から新潟県内に転居または一時的に避難したことがある1174世帯の世帯主らを対象に、避難生活について質問し、回収率は4割弱だった。

 中間報告によると、震災前の毎月の平均世帯収入は36万7千円だったが、調査時点では10万5千円減の26万2千円だった。震災前より収入を落とした世帯は43・6%