2017年12月22日金曜日

22- 四国電力が伊方原発運転差し止めの執行停止を申し立て

伊方原発差し止めに不服申し立て
ロイター通信 2017年12月21日
 四国電力は21日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを命じた13日の広島高裁の仮処分決定を不服として、異議と差し止め処分の執行停止を同高裁へ申し立てた。

 四国電は熊本県・阿蘇カルデラの大規模噴火によるリスクを指摘した高裁決定について「運転期間中に起きる可能性は極めて低い」と主張。こうした噴火の場合は原発の安全性にかかわらず遠方への避難を余儀なくされるとして、仮処分を申し立てた広島市の住民らが直接的な被害を受ける危険性はないとしている。

 住民側は「落胆と怒りを禁じ得ない」とする抗議声明を出した。【共同通信】