2018年10月9日火曜日

さよなら原発 札幌とさいたま市で行動

 6日、「STOP再稼働 さようなら原発北海道集会」が札幌市開かれ400人余参加しました
 沖縄平和運動センターの山城博治議長が駆け付け「“ウチナーンチュ(沖縄県民)負けるな”のたたかいはこれからです。心一つに運動を広げましょう」と呼びかけました
 
 7日、2018さよなら原発埼玉県民集会がさいたま市で開かれ800人が参加しました。
 立教大学大学院の金子勝特任教授講演のなかで「原発という不良債権を処分して、新たなネットワークを構築しなければ、日本経済は壊滅する」と警鐘を鳴らしました。
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さよなら原発 各地で行動
再稼働はさせない 北海道で集会、400人余
しんぶん赤旗 2018年10月8日
 県知事選で安倍政権に圧勝した沖縄のたたかいに連帯し、北海道でもたたかいを広げようと、「STOP再稼働 さようなら原発北海道集会」が6日、札幌市で開かれました。
 台風接近の風と雨をついて、市民が続々詰めかけ、400人余が会場を埋めました
 
 沖縄平和運動センターの山城博治議長は「知事選は、辺野古新基地建設反対を掲げた玉城デニーさんが勝利しました。“ウチナーンチュ(沖縄県民)負けるな”のたたかいはこれからです。心一つに運動を広げましょう」と強調。「座り込めここへ」を歌いだすと、参加者が合唱しました。
 「沖縄では民意が示されました」と呼びかけ人の道生協連の麻田信二会長。「道民の総意で泊原発を再稼働させないよう頑張りましょう」と訴えました。
 北電苫東厚真火力発電所の耐震基準の震度5を“知らなかった”高橋はるみ知事への怒りが広がりました。
 79歳の女性は「知事はまるで人ごとみたい。停電が長引いたのは原発を再稼働させたいためだと思った」。北区の男性は(66)も「自治体の長は、ブラックアウト(全域停電)を起こさせないようにしなければならないのに札幌市も道も危機管理ができていない」と憤り「次の事故が起きたら私たちの居場所はない」と書いたボードを掲げました。
 ルポライターの鎌田慧氏、小野有五北海道大学名誉教授、道がんセンターの西尾正道名誉院長が訴えました。
 
 
さよなら原発 各地で行動
再生エネへ転換を 埼玉県民集会に800人
しんぶん赤旗 2018年10月8日
 2018さよなら原発埼玉県民集会が7日、さいたま市の市民会館おおみや大ホールで開かれ、800人が参加しました。若者の参加が多く、講演に参加者から「そうだ」の声が飛びました。主催は同集会実行委員会。
 
 立教大学大学院の金子勝特任教授が「地域分散ネットワーク型の経済へ―原発を続けると日本経済は沈没する―」と題して講演。「世界では時代遅れのエネルギーと言われている原発という不良債権を処分して、地域で作り地域で消費する新たなネットワークを構築しなければ、日本経済は壊滅する」と警鐘を鳴らしました。
 「東海第2原発運転差止訴訟」原告団共同代表の大石光伸さんは「東海第2原発の運転延長を許さないことで、全国の古い原発を再稼働させる狙いの出はなをくじこう」と呼びかけました。
 原発再稼働に反対する埼玉連絡会共同代表の白田真希さんは、県議会で可決された再稼働推進意見書について「県民の総意ではない。賛成した議員を認めないからこそ、行動を起こすしかない」と述べました。
 
 集会では、国に対し、脱原発を明確にした上で、省エネルギーを進めるとともに再生可能エネルギーへの転換を求めるアピールが採択されました。