伊方原発は「社会通念」という何ともつかみどころのない理由で再稼働が認められました。最高裁の意向に沿って、再稼働を認めることは決まっていてその理由付けに苦労したという感じでした。
同原発が再稼働した27日、隣の高知県四万十市で「脱原発をめざす首長会議」が集会を開き、「伊方原発の拙速な再稼働に反対し、運転停止を求める」との緊急アピールを採択しました。
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「伊方の拙速な再稼働に反対」 脱原発首長会議がアピール
中日新聞 2018年10月27日
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が再稼働した27日、原発から50キロ圏内の高知県四万十市で、全国の市区町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」が集会を開き「伊方原発の拙速な再稼働に反対し、運転停止を求める」との緊急アピールを採択した。
香川県丸亀市の梶正治市長と兵庫県加西市の西村和平市長の現職2人や、静岡県湖西市の三上元・前市長ら首長経験者7人のほか、地元住民ら約150人が参加。アピールは「原発事故が発生した場合、四国だけでなく九州、中国地方など広範囲の被害が考えられ、四万十川も影響を受ける恐れがある」とし、原発を動かすリスクを指摘した。 (共同)