2018年10月13日土曜日

13- 宮城知事が避難計画を検証すると

<女川原発> 事故時の渋滞予測実施へ 宮城知事、避難計画を検証
   河北新報 2018年10月10日
 村井嘉浩宮城県知事は9日の定例記者会見で、東北電力女川原発(女川町、石巻市)で重大事故が起きた場合の交通量シミュレーションを実施する意向を示した。実施時期は未定。
 各市町が定めた避難計画に基づき、渋滞の発生状況や住民が円滑に避難できるかどうかを検証する。避難住民を対象に放射性物質の汚染検査や除染をする「退域検査ポイント」の設定にも反映させ、現行候補地(13カ所)を増やしたり、変えたりすることなどを検討する。
 村井知事は「大きな事故になれば、かなりの混乱が十分考えられる。訓練なども行い、よく検討したい」と述べた。
 
 仙台市の市民団体が女川原発2号機再稼働の是非を問う県民投票条例制定の直接請求を目指し、街頭署名活動を始めたことには「一つの方法」としながら、「任期中に自分の意思で県民に直接何かを問うことはない。県民の代表となる県議の理解を得る努力が非常に重要だ」と持論を展開した。
(後  略)