泊原発、11日から現地調査 原子力規制委
北海道新聞 2018年10月4日
原子力規制委員会は4日、新規制基準に適合しているかどうか審査中の北海道電力泊原発(後志管内泊村)について、11、12の両日に現地調査を行うと発表した。原発敷地周辺の地質などを確認し、地震を引き起こす可能性のある活断層の有無を調べる。
規制委による地質調査は約2年ぶり。規制委の石渡明委員や原子力規制庁職員が参加する。北電は敷地内に活断層はないと主張しているが、規制委の了承は得られていない。規制委は地質などを実際に見た上で、北電の主張を認めるか判断したい考えだ。(工藤雄高)