2018年10月1日月曜日

飯舘村復興拠点の除染開始

飯舘村復興拠点の除染開始、23年春までの解除目指す 福島
共同通信 2018年9月28日
 環境省は28日、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となっている福島県飯舘村の長泥地区の一部で、住民が再び住めるよう整備する「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)の除染工事を始めた。復興拠点の除染開始は5町村目。
 
 この日、マスクを着けた作業員が窓にブルーシートが張られた民家前で、人の背丈よりも高く伸びた雑草を刈った。村の復興拠点の面積は約186ヘクタールで、帰還困難区域の約17%に当たる。今後、除染やインフラ整備を集中的に進め、2023年春までの避難指示解除を目指す。
 
 飯舘村は事故で全村避難し、17年3月、長泥地区を除いて避難指示が解除された。